なぜ私は運送業に強い行政書士なのか<物流×法務×IT×英語力×コンサルティング×監査対応>


最終更新日 2025年2月12日


目次

1.物流×法務×IT×英語力×コンサルティング×監査対応 現場で培った専門性
2.大学時代からの物流との関わり—国際物流を学ぶ
3.松下電工での実務経験—グローバル物流の現場をマネジメント
4.国内物流への転身—法務・IT・英語力・コンサルティングの専門家としてのキャリア
5.監査・巡回指導対応の重要性と私の取り組み
6.後の展望—トラック・バス・タクシー・都市型ハイヤー事業を支える行政書士として
7.まとめ—運送業に強い行政書士としての使命

1.物流×法務×IT×英語力×コンサルティング×監査対応 現場で培った専門性

現場で培った専門性

私は、行政書士として運送業の許認可や法務コンサルティングを専門にしています。20年以上の年月を要して物流業界での長年の実務経験と法務・IT・英語力・コンサルティングの知識を積み重ねてきました。
神戸市灘区で生まれ、神戸港で大型貨物船や大型観光船を見ながら育った少年時代、その後兵庫県立神戸高等学校を経て、同志社大学で国際物流を学び、松下電工(現パナソニック)のグローバル貿易センターで国際物流のひととおりの実務を経験し、上海駐在を通じて現地での国際物流をマネジメントしました。帰国後は国内物流の世界に転身し、パナソニックの物流部、そしてパナソニック物流(現パナソニックオペレーショナルエクセレンス)へ出向し、物流法務の責任者として活躍しパナソニックの各部門から頼られる存在になりました。
さらに、物流業務のITシステム構築にも携わり、業務の効率化やデジタル化を推進。これにより、物流の現場と法務だけでなく、ITの観点からも運送業の課題解決を支援できる行政書士として評価されています。
加えて、私は英語力にも精通しており、2021年に受験したTOEICで800点以上を取得する英語力を持ち、金融庁から「英語のできる法律家」として認められ、金融庁のホームページにも掲載されています。また、上海駐在の経験を活かして中国語にも対応可能であり、外国人ドライバーの雇用支援や、外資系企業や海外との取引がある物流会社へのコンサルティングも行っています。
許認可業務を行うだけではなく、運送業の経営コンサルティング業務改善コンサルティング監査・巡回指導対応にも力を入れています。特に運輸局やトラック協会、バス適正化協会の監査・巡回指導に対応し、運送会社が遵法精神に基づいた適正な事業運営を継続できるよう支援しています。

これから、なぜ私が運送業に強い行政書士なのかを詳しくご紹介します。

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2.大学時代からの物流との関わり—国際物流を学ぶ

大学時代からの物流との関わり

私の物流への関心は、同志社大学の貿易論ゼミでの学びから始まりました。ここでは、国際物流の基礎から、貿易における物流戦略、サプライチェーン管理までを深く研究しました。特に、経済活動における物流の重要性や、輸送コストの最適化、関税や貿易協定の影響などを学び、物流が単なる「物を運ぶ」だけでなく、経済や経営戦略と密接に結びついていることを実感しました。

この経験が、その後のキャリアにおいて、物流業界へ進む大きなきっかけとなりました。

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3.松下電工での実務経験—グローバル物流の現場をマネジメント

松下電工での実務経験

大学卒業後、私は松下電工(現パナソニック)に入社し、グローバル貿易センターに配属されました。ここでは、貿易実務、輸出入管理、通関業務などを担当し、国際物流の法規制やリスク管理についての知見を深めました。
その後、私は上海駐在を命じられ、現地の国際物流のマネジメントを執ることになりました。ここでは、現地の物流業者との交渉、運送管理、倉庫管理、通関手続きなどを担当し、中国特有の物流や法規制の違い、文化の違いを理解しました。これにより、国際物流の実態を肌で学び、グローバルな視点を持った物流マネジメント力を養うことができました。

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4.国内物流への転身—法務・IT・英語力・コンサルティングの専門家としてのキャリア

法務・IT・英語力・コンサルティングの専門家としてのキャリア

帰国後はパナソニックの物流部に配属され、国内物流ネットワークの最適化、倉庫管理、輸配送業務の改善などを担当。さらに、ITシステム構築にも携わり、物流業務のデジタル化を推進しました。
その後、パナソニック物流へ出向し、物流法務の責任者として、
運送業の法規制対応(運輸局との折衝、監査対応)
契約書の作成・審査(荷主・運送会社間の取引契約)
労務管理と安全管理の適正化
コンプライアンス指導と業務改善
を担当し、物流業界における法務と実務をつなぐ専門家としてのキャリアを積みました。優秀な法務部のスタッフがいるのになぜ物流屋が法務を担当するの?と不思議がられるかもしれませんが、実務に基づいた法務を語れる人間は、現場経験がないと生まれてきません。現場のリーダーが困っている実務に係る法務課題の多くを解決してきました。
グローバル貿易センター時代の海外出張経験、上海での海外勤務経験により鍛えた語学力で英語・中国語にも対応可能なため、海外展開を考える物流企業、外資系企業や外国人ドライバーを雇用しようとしている運送会社への支援も行っています。

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5.監査・巡回指導対応の重要性と私の取り組み

監査・巡回指導対応の重要性と私の取り組み

運送業界では、法令遵守がますます重要視されており、運輸局による監査、トラック協会やバス適正化協会の巡回指導に適切に対応できる体制が不可欠です。私はこれらの監査・巡回指導対応に特に力を入れており、運送事業者が安心して監査に臨めるよう、書類整備や業務改善の支援行っています。

①監査・巡回指導の具体的な支援内容

運輸局の監査対応(一般貨物運送業・バス事業・タクシー事業・都市型ハイヤーの業務監査)
トラック協会の巡回指導対応(安全管理体制の構築、点呼・労務管理の最適化)
バス適正化協会の巡回指導対応(適正運行の確認、記録管理体制の整備)

②監査対応を見据えた業務改善コンサルティング

監査・指導をクリアするために、単なる書類作成だけでなく、事業の運営改善そのものをサポートしています。

具体的には:
労務管理の適正化(長時間労働の是正、勤務時間の適正管理)
安全管理の強化(事故防止対策、ドライバー教育プログラムの導入)
記録管理体制の見直し(運転日報・点呼記録・適正運行記録の適正化)
デジタル化・IT活用の推進(クラウド運行管理システム、電子点呼システムの導入)

私は「監査に通るための対策」ではなく、監査に耐え得る事業運営の仕組みを作ることを重視しており、運送事業者が長期的に安定した経営を続けられるよう支援しています。

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6.今後の展望—トラック・バス・タクシー・都市型ハイヤー事業を支える行政書士として

今後の展望

私はトラック運送業だけでなく、バス、タクシー、都市型ハイヤー事業にも対応し、幅広い貨物運送事業者、旅客運送事業者の支援を行っています。
しかも、単なる許認可取得だけでなく、事業継続のためのコンサルティング業務にも重点を置き、運送業の発展を支える行政書士として活動しています。

特に、以下の分野に注力し、クライアントをサポートしています:
監査・巡回指導に耐え得る事業運営の構築
経営コンサルティング・業務改善コンサルティング
デジタル化・IT導入による業務効率化
外国人ドライバーの雇用支援とビザ申請サポート
M&A(企業買収・事業承継)のアドバイス

さらに、英語力を活かし、海外進出を目指す運送事業者や、外国人ドライバーを活用したい企業の支援も行っています。

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7.まとめ—運送業に強い行政書士としての使命

まとめ②

私は、

✅物流現場での豊富な実務経験

✅法務の専門知識を活かした許認可申請とコンプライアンス指導

✅ITとデジタル化の知見を活かした業務改善提案

✅監査・巡回指導に耐え得る現場管理体制の構築支援

✅英語力を活かした海外対応サポート

✅経営コンサルティングによる運送業者の長期的な成長支援

を強みとし、運送事業者にとって「単なる行政書士」ではなく、「頼れるパートナー」として活動しています。

今後も、運送事業者が監査や巡回指導に強く、持続可能な経営を行えるよう、法務・IT・コンサルティングの視点から貨物運送事業者、旅客運送事業者の皆様の支援を提供してまいります。

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楠本浩一

楠本浩一

1965年8月兵庫県神戸市生まれ。同志社大学卒業。パナソニック㈱及び日本通運との合弁会社であるパナソニック物流㈱(パナソニック52%、日本通運48%の合弁会社、現パナソニックオペレーショナルエクセレンス㈱)で20年以上物流法務を担当し、現場経験を踏んできた実績があります。