①物流情報(貨物運送)

「水屋」という用語を使わずに「利用運送」で統一します


最終更新日 2023年11月5日

利用運送事業(貨物利用運送事業)のことを運送業界用語で水屋と呼ばれています。水屋の由来は、水を売り歩く商人が飛脚などへの荷物の取次を行っていたことからそのように呼ばれるようになりました。(物流用語辞典より)
長く運送業界におられる方はご存じかと思いますが、その昔、12月や3月の運送繁忙期になるとトラックが足りなくなるので、帰り便を狙って高速道路の出口でトラックを止めて荷積み交渉をしていました。
最近では異業種から利用運送事業に参入するケースも多く、また別の業界から運送業界に転職された方ともお話ししていますと水屋という呼び方に違和感を持っていらっしゃる方もおられます。
○○屋という呼び方は、一般的に店舗を持って物販をしている業態に対して使用する呼称であり、利用運送事業は事務所を使って営業をする業態ですので少し異なるのではないかと思っています。
当事務所では、業界特有の用語である水屋という表現を使わずに、利用運送という用語で統一いたします。
 

・利用運送開業マニュアル
・第二種貨物利用運送事業(海運・航空・鉄道)

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 
 


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楠本浩一

楠本浩一

1965年8月兵庫県神戸市生まれ。同志社大学卒業。パナソニック㈱及び日本通運との合弁会社であるパナソニック物流㈱(パナソニック52%、日本通運48%の合弁会社、現パナソニックオペレーショナルエクセレンス㈱)で20年以上物流法務を担当し、現場経験を踏んできた実績があります。